「選手も本意ではないが、成長していく一つの形」
サッカー日本代表がポーランドとの試合で、試合に負けているにも関わらず後半の10分間を攻めずにボール回しをして時間を使いました。それもこれも決勝トーナメントへ進出するための作戦で、同時刻で開催されていた同グループの試合内容から逃げる作戦が決行された。会場からはブーイングが起こり、観るのも耐えられない試合となりました。結果、セネガルが負けて日本が決勝へ進めることになりましたが、皆さんはどう感じましたか?
私の個人的な感想は、とてもつまらない試合でしたが結果はGOOD!決勝トーナメント進出が目標であるならこれが最善の策だったと思います。たとえセネガルが追い付いて同点になっていたとしても、あの状況ではリスクを負って攻めるよりも決勝へ進む確率は高かったと思います。
その決断をした西野監督。1996年アトランタ五輪ではブラジルに勝ち2勝1敗したにも関わらず予選リーグ敗退。その悔しさが今でも忘れられないという。試合後のインタビューで西野監督は「選手も本意ではないが、成長していく一つの形」と残した。
過去の経験から決勝へ進むことの難しさを痛感した西野監督だからこそ、決勝へ進むための戦いを選択したのだと思います。次のベルギー戦では攻めの気持ちで頑張って欲しいです。